2007年度 SAJ公認パトロール検定理論試験問題
問1 次の文は、スノースポーツの安全対策についてである。( )の中にあてはまる語句を記入しなさい。【10問1点=10】
- スノースポーツの事故の要因は、心身の状態・知識・態度・行動などの( 人的 )要因とゲレンデの状態や( 気象条件 )などの( 環境 )要因とに、大きく分けることができる。(教P10左)
- スノースポーツを楽しむ人の安全能力とは何が事故発生に結びつくかを判断できる( 予知 )能力と事故発生に結びつくと思われる要因・要素を取り除いたり、改善したり、回避したりする( 対処 )能力の
統合されたものである。(教P11左)
- S.A.J.安全のマナー『追い越しは前を滑る人に( 優先権 )』『( 準備運動 )身体と気分のストレッチ』『服装は( 防寒第一 )機能を優先』。(教P18-19)
- カービングスキーで、自分で転倒した場合に多いケガの部位は、膝が最も多く、次いで( 肩 )、下腿の順である。(教P14図)
- カービングスキーで、肩のケガのうち約5割は( 脱臼 )である。(教P14右)
問2 スキーパトロールの活動について知るところを( )の中に記入しなさい。【15問1点=15】
(12問しかなかった)
- スキーヤーは自分の危険を( 予測 )し、危険を( 回避
)しながらコースを選択し滑走する。(教P36左)
- スキーパトロールは、始業点検実施にあたり雪庇や崩落などの発生危険度が高いところを( 優先
)して点検する。(教P39左)
- パトロールは、スノースポーツを楽しんでいる人々を取り締まったり、罰したりする( 権限
)を持つものではありません。スキーヤーに( 信頼 )される存在感こそ大切です。(教P43右)
- パトロールとは、「巡回や巡視」という意味合いである。巡視にあたっては雪面など滑走( 環境
)の変化や、スキーヤーの滑走( 状況 )に注意して巡回する。(教P39右)
- 他のスキーヤーに迷惑を及ぼすような暴走行為、使用区分を無視して滑走するような危険行為に対して( 規制
)や指導を行う事も必要であるが、他人の行動に介入する場合は、感情的になりやすいものであり、( 慎重
)に言葉を選ぶべきである。(教P40左)
- F.I.S.の環境ルールでは、十分な( 積雪 )があるときだけスキーやスノーボードを楽しむこと、特に( 樹木
)の茂ったエリアの滑走を禁止し、動植物の保護( エリア )への立ち入りを禁止して
る。(教P125右)
問3 次の文は、搬送のスキー技術についてである。( )の中に当てはまる語句を記入しなさい。【5問2点=10】
- プルークのポジションのスキー操作、両スキーの( 角度 )を調節することにより、( 制動 )しやすく、たやすく回転することができる。(教P44左)
- 片開きプルークとは、プルークポジションから直線上における( 左右 )いずれかのスキーの( 迎え角 )を大きくして、スピードコントロールする( 技術 )である。(教P45左)
問4 次の文の( )に最もあてはまる語句を下のA〜Jから選びなさい。【5問1点=5】
- スキー用具のS-B-Bシステムとは、スキー板をバインディングの固定、(F)とバインディングの固定、バインディングの適正(I)などの基準を示すシステムである。(教P31右)
- スキー(人単独)事故の主な原因は「スピードの出し過ぎ」「不適切な(C)の選択」による、スキーヤー自身のコントロールの喪失である。(教37右)
- パトロール活動における巡視では、スキー場に設置されている標識、ネット、マットやロープは(D)上の適当な高さに設置されているかを確認することが大切である。(教P39左)
- パトロールにとって事故の現場はわかりにくい場合がある。第一発見者であるスキーヤーは上方にスキー板を(J)して救助者を待つ習慣にする。(教P41右)
【語群】
A:設置位置、B:固定力、C:コース、D:積雪面、E:言葉、
F:ブーツ、G:合流地点、H:態度、I:解放値、J:クロス
問5 雪上救急法について、次の問に答えなさい。【10問2点=20】
- 救急法を実施するとき、最初に行うべきことは何か。(教P78右)
(直ちに処置すべきかの確認)
- 骨折のときに起きることがある、全身の症状とはどのような症状か。(教P80右)
(疼痛、ショック症状)
- スノーボードの逆エッジ転倒で見られる特徴的な生命に関わる危険な外傷とは何か。(教P93左)
(急性硬膜下血腫)
- 救急救命措置(ABC処置)のCとは日本語で何を意味するか。(教P82左)
(心臓マッサージ)
- 衝突や転落による受傷などで頭の後方や背中や腰の後方を強く痛がる場合は、どのような損傷を疑うべきか。(教P87右)
(脊椎骨折)
- 膝に「なにかはさまったり、引っかかったりする感じ」を訴える場合は、どのような損傷を疑うべきか。(教P90左)
(半月損傷)
- スキースノーボードの足関節捻挫で、外くるぶし周辺と内くるぶし周辺とではどちらが多いか。(教91左)
(外くるぶし周辺)
- 寒冷に暴露されたり、身体を濡れたままにしておくことにより、体温が奪われ、正常な代謝機能が失われてしまう死亡率の高い疾患を何と言うか。(教P92左)
(低体温症(ハイポサーミア))
- 直ちに処置が必要な場合とは、心停止・意識障害の他に何があげられるか。(教P78左)
(呼吸停止 大出血)
- 高山病の症状の処置についてのべよ。(教P92左)
(早く下山させる 酸素吸入)
問6 次の文は、索道についてである。該当する索道を線で結びなさい。【5問2点=10】(教P96)
- 単線滑走式特殊索道 A ゴンドラリフト
- 単線自動循環式特殊索道 B ロープウェイ
- 単線固定循環式特殊索道 C ペアリフト
- 複線交走式普通索道 D Tバーリフト
- 単線自動循環式普通索道 E クワッドリフト
答え(1→D、2→E、3→C、4→B、5→A)
問7 身体の機能と構造について正しいものに○、誤りには×を( )内に記入しなさい。【5問2点=10】
- ( × )
長骨の中央部を「骨幹」と呼び、骨の外層部は硬固な「緻密質」からなり、中心部は「髄腔」と呼んで「血液(骨髄)」で満たされている。(教P69左)
- ( × )関節の内側(外側)は関節包という膜で包まれ、周囲にはこれを補強する結合組織の靱帯がある。(教P70左)
- ( ○ )下腿前面には下腿伸筋群があり、足関節を背屈している。(教P72右)
- ( × )人体を循環している血液の量は、体重の1/8(1/13または8%)といわれ、この1/3を短時間で失うと失血死してしまう。(教P75左)
- ( ○ )骨膜や骨には血管や神経が多く、骨に加わる圧力を感じて身体のバランスや運動を
、円滑にしている。(教P69左)
問8 ロープワークの特徴である結ぶ方法・名称について、正しいものに○、誤りには×を( )内に記入しなさい。【5問2点=10】
- ( ○ )ちょう結びは左右を引き止めた
、ロープの中間に輪を作る代表的なもので、輪が縮まないのが特徴である。(教P64)
- ( × )材質の違うロープや太さの違うロープを繋ぎ合わせるのに一重(二重)つなぎが適している。(教P62)
- ( ○ )杭など、ロープの輪を上から通すことができる巻き結びはスピーディーに結ぶことができる。(教P63)
- ( × )解きにくい(やすい)が引っ張っても輪が変化しない利点があるもやい結びは固定されたフックなどの支点として使用される。(教P63)
- ( ○ )腰掛結びは二つの輪は同じ大きさで変化せず、輪を真下方向に引くほど強度を増す
。(教P64)
問9 次の文は、バックカントリーについてである。( )にあてはまる語句を記入しなさい。【10問1点=10】
- 二つ玉低気圧とは、日本海側と( 太平洋側 )の両方に低気圧があって、全国的に大荒れの天候になる。その後、日本の東海上で融合し強力な( 冬型
)の気圧配置となる。二つの低気圧の中間部に1〜2時間の擬似( 晴天 )が現れることがある。(教P110右)
- 地図上の北と磁石の指す北とは差があり、その差を( 偏差 )という。(教P107左)
- 稜線の風下側に張り出す( 雪 )のひさしを( 雪庇
)という。(教P110左)
- 2万5千分の1の地図では、標高10mごとに主曲線が引かれているがその間隔が1mmなら実際には25mで( 10m )の高さになる。したがって傾斜は( 22° )である。(教P106右)
- 複数の人工衛星からの( 電波 )を利用したナビゲーションシステムを( GPS )という。(教P108右)
※ 問題末尾に、(教)とあるのは、日本スキー教程「安全へのシュプール」第2刷を示す。
※ 赤字は「正解」を、緑字は事務局が加えた「注釈」や「出題箇所」を示す。 |