■H16年度

【参考】
■問題の後にある「P○○」は、日本スキー教程安全編 2001年10月20日第5版発行の参照頁を示します。
■身体の機能と構造では見慣れない漢字がたくさん出てきます。読み方は、P61の全身の主な骨、P63, P64の人体の筋肉でほぼ理解できると思います。その中でも読み方はわかっても変換しにくいものがあります。下記のコードを使ってみてください。
腓(ヒ) JIS:6724 or S-JIS:E443 橈(トウ) JIS:5C76 or S-JIS:9EF4

問1.スキーパトロールの任務・服務について、次の問に答えなさい。(2点×5=10点)

(1)スキーヤー同士の衝突現場に立ち会った場合、事故発生の客観的な事実を双方に丁寧にたずねて記録する。その時してはならない判定とは。(P44右、被害者、加害者の判定)
(2)事故現場において、救急手当や運搬について他のスキーヤーから提言があったときには、どうすべきか。(P45右、特別な場合を除き、ていねいにはっきりとした態度で断る)
(3)スキーパトロールは、スキー傷害事故を未然に防止するための知識と、解決のための何が必要か。(P45右、手段を持っていることが必要である)
(4)国内スキー等安全基準に記されている、他の人の迷惑となるような行為を注意されても、なお改めないスキーヤーに対して、スキー場管理者から求める場合もあるという行為はどのようなことか。(P53左、スキー場を退場するよう求める場合がある)
(5)スキーやスノーボードにおける危険を回避するための技術的な3要素とは。(?、滑る・止まる・曲がる)

問2.次の文は、搬送のためのスキー技術についてである。正しいものには○、誤っているものには×を記入しなさい。(2点×5=10点)

(1)横滑りは斜滑降でのスピードコントロールに高い実用性を持ち、搬送技術の核となる技術である。(P91左、○)
(2)片開きプルークは、両開きプルークの次に制動力の優れた技術である。(P90右、×)
(3)サイドスライドは、アキヤボートの方向を変える際に有効な技術であり、プルークポジションを維持しながら、ボートを旋回させる方向に移動するのがコツである。(P88右、×)
(4)アキヤボートの2人搬送の場合、後方操者は、前方操者にいかにタイミングを合わせるかが重要である。(P98左、×)
(5)真下寄横滑りは、急な斜面でボートを回転させることが困難な状況で有効な技術である。(P98右、○)

問3.次の文はスキー場の標識についてである。( )に最もあてはまる語旬を下のA〜Jから選びなさい。(1点×10=10点)

「禁止標識」は、危険な( @ )を避けることを目的とした標識で、ある( A )を禁止するものである。これには、( B )禁止、( C )禁止 、( D )禁止などの標識がある。
「注意標識」は、注意すべき( E )を知らせるための標識で、警戒して( F )をとるよう求めるものである。これには、( G )、( H )、( I )などの標識がある。(巻末資料)

A 合流する B 情況 C 講習 D 慎重な行動 E 凸凹あり
F 歩行 G 特定の行為 H 事態 I 急カーブとなる J スノーボード

問4.打撲・捻挫・骨折などの一般的な外傷に対して行うRlCE処置について、スノースポーツ事故現場で行う最も適切な噸序を次の@〜Dのうちから一つ選びなさい。(5点、P74左、A)

@ R→I→C→E→F A F→I→C→E→R B F→E→I→C→R
C E→F→R→C→I D R→I→C→F→E

問5.雪上救急法について、次の問に答えなさい。(2点×10=20点)

(1)一人の患者(ケガ人)がいくつかの傷病を合併して生じている場合の手当の順序は。
(P67右、緊急性の高い傷病から先に手当てする)
(2)患者(ケガ人)をカづけ安心させるためにはどのようなことをすべきか。
(P68左、救助者が大声を出したりおどかしたり、患者に傷や出血を見せない)
(3)事故現場では、パトロールセンターまで患者(ケガ人)を運搬するのに必要な最小限の処置を行い、救急センターなどで改めて救急処置を行うことを何というか。
(P70左、二段がまえの救急処置)
(4)何らかの原因で、身体全体の血液循環の不全になった状態を何というか。
(P72左、ショック症状)
(5)切挫創に対する3大処置とは、出血を防ぐ処置、出血性ショックを防ぐ処置、とあと何か。
(P76右、感染を防ぐ処置)
(6)衝突や転落による受傷などで、脊髄の損傷をともなえば、それに応じた麻痺症状を示す。頸部の損傷では上肢と下肢の麻痺を生じる。それ以下の損傷ではどの部位に麻痺が生じるか。
(P79右、躯幹と下肢)
(7)膝を捻挫した場合、膝が「抜けるような感じ」や「グラグラと不安定な感じ」がする場合は、どのような損傷を疑うべきか。
(P83左、靱帯の損傷)
(8)スキー、スノーボードの足関節捻挫で多いのはどの部位か。
(P84、外果周辺部)
(9)凍傷の第2度とはどのような症状か。
(P85右、水疱ができる)
(10)スノーボードの逆エッジ転倒で見られる特徴的な生命にかかわる危険な外傷とは何か。
(P86右、急性硬膜下血腫)

問6.次の図に示す@〜Oの骨の名称を、右下のA〜Oから選びその記号と正しい読み方をひらがなで記入しなさい。(P61、1点×20=20点)

A 坐骨
B 腓骨
C 頸骨
D 鎖骨
E 膝蓋骨
F 肩甲骨
G 仙骨
H 橈骨
I 中手骨
J 尺骨
K 上腕骨
L 下腿骨
M 前腕骨
N 脛骨
O 大腿骨
 
@ さこつ
A じょうわんこつ
B せんこつ
C だいたいこつ
D しつがいこつ
E けんこうこつ
F とうこつ
G しゃっこつ
H けいこつ
I ひこつ


問7.次の文に最もあてはまる用語を下のA〜Mから選びなさい。(P137、1点×10=10点)

(1)やわらかい雪の表面にできた硬い外殼(外皮)のこと。(I)
(2)強い寒風によって生じた鋭角な波状の硬化した雪。(C)
(3)同一の場所を環状にさまよい歩くこと。霧や吹雪の中で起こすことがある。(M)
(4)ツアーなどの途中、天侯の激変、ルートの喪先、病人の発生など、これ以上の行動が困難とされたときの緊急露営のこと。(K)
(5)雪崩によって落ちた雪塊や氷塊群のこと。(D)
(6)中国東北部やシベリア方面の気圧が高く、海洋での気圧が低いときに起こる典型的な冬型の気圧配置。(G)
(7)雪崩などで埋もれた遭難者を探すための金属棒。(H)
(8)スキーの滑走面に取り付け、長距離の登行に用いる滑り止め。現在では合成繊維のものが多く使われている。(J)
(9)山腹や斜面を横切ること。(A)
(1O)冬山登山中、深雪をかきわけて進む行動をいう。(E)

A トラバース B ビーコン C スカブラ D デブリ E ラッセル
F 西低東高 G 西高東低 H ゾンデ棒 J クラスト J シール
K フォースト・ビバーク L ボイス・バロット M リングワンデリング

問8.次の文は、索道についてである。正しいものには○、誤っているものには×を記入しなさい。(1点×5=5点)

(1)クワッドリフトとは、高速リフトのことである。(P103右、×)
(2)スキーリフトを吊るしているワイヤーを支えい索という。(P102右、○)
(3)スキーリフトのほとんどは普通索道に含まれる。(P100左、×)
(4)ロープトウは、索道には含まれない。(P100左、○)
(5)スキーリフトには、単線固定循環式と複線自動循環式の2つの方式がある。(P104左、×)

問9.次の文は、ロープワークについてである。( )の中にあてはまる語匂を記入しなさい。(P130右、2点×5=10点)

(1)結束の基本は、@目的にあった結束の選択、A正確に結ぶ、B結束後の( ア 確認 )である。
(2)結束の条件は、@確実な結びで( イ 自然に )に解けない、A簡単に早くできる、B( ウ  解く )ことが容易、である。
(3)結節とは、結び目、節、( 工  )をつくることである。
(4)ロープの両端または2本のロープをつなぐことを( オ 結合 )という。